ギャラリー晩紅舎

ギャラリー晩紅舎

2000年 2人展

陶芸教室に通い始めて10年が経ち、生徒からスタッフとして働くようになっていた。教室や友人数人のグループ展に出品していたが、四ツ谷にあるギャラリー晩紅舎という工芸ギャラリーからテキスタイル作家との2人展のお誘いがあった。

なんだか、動物を作りたくなったようで小さな象を香立てにしてている。

展覧会場に置くポートフォーリオ用に象の香立て、象のカード立てと香立てを置くお皿を合成したものを作って見た。この頃はまだデジタルカメラが普及していなくてリバーサルフィルムで撮影したものをスキャナで取り込みPhotoShopで合成。撮影してすぐにスキャンできるわけではなく、フィルムをラボに出して現像。手元に届くまでに2~3日は必要だった。
この合成をしたパソコンはG3だったような気がする。今思うと撮影からスキャン、切り抜きと面倒臭かった記憶がある。

これは透かし彫りが入ったお皿。象さんもこのお皿も釉薬を使わない焼きしめ。