パワポで作る! プレゼン動画

あすぴあ 第2回パワーアップ講座 2023.9.2〜9.16

課題作品

プチ田舎さんぽ パワーポイント + クリップチャンプ

プチ田舎さんぽ パワーポイント + ビデオエディター

素材などのダウンロードとzipファイルの展開

動画はWindows 11 ですが、Windows 10 でも同じです。

資料やマニュアル、使用する写真などはzipファイルとして一つにまとめられています。ダウンロードする際にzipファイルをプレビューすることができない、容量が大きすぎてウイルススキャンができないと警告が出ます。そのままダウンロードしてください。

ダウンロードした後でエクスプローラーを使ってzipファイルを展開し、zipファイルの中にある個々のファイルを使えるようにする必要があります。

動画に写っているファイルは実際とは異なります。

サンプル動画

音楽・効果音の効果

オーディオの効果を知るためのサンプルです。動画は全く同じもので前半は無音、後半はオーディオが挿入されています。無音の方は退屈で時間を長く感じますが、オーディオを挿入した方は時間を短く感じます。
全編、4倍のスローモーションで60fpsです。

小平市 市民活動支援センターあすぴあ 元気村まつり予告編
KeynoteというPowerPointのようなアプリで作った動画(無音)を動画編集アプリに読み込んでオーディオを挿入しています。音楽とアニメーションにあった効果音を使っています。

トランジション

トランジションとはビデオのシーンが変わるときのエフェクト(効果)のことです。プレゼンツールでもスライドから次のスライドへ移る時のエフェクトでも使われます。画面切り替え、切替効果などの言葉も使われます。

トランジションなし

写真:Free Photo  効果音・アフレコ:効果音ラボ

分割、トリミングをしたビデオをトランジションなしで繋いでいます。何人かの会話を中心としたシーンや対峙する二人を際立たせてテンポ良く見せることができます。上のビデオの前半は映像に合わせた声になっていますが、後半は女の子の声が次のシーンになっても続いています。

フェード・ディゾルブ

フェードやディゾルブはよく使われるトランジションですが、不用意に使うとテンポの悪い仕上がりになります。

ここではディゾルブとフェードの効果についてパワーポイントで特有の事例を説明します。

写真:Free Photo 

パワーポイントでのフェードは最初の画像が段々薄くなり、次の画像が段々濃くなるというものですが、一般的にはこのようなトランジションをディゾルブと言います。一般的にフェードは最初の画像が段々と暗くなり(明るくなり)、次の画像が段々と現れることを言います。パワーポイントのディゾルブはモザイク状に変化するので動画編集で使うとブツブツ感が出て好ましくありません。

トランジション中の動画の再生

プレゼンソフトと動画編集ソフトのトランジション中のビデオ再生の違いを説明します。

プレゼンソフトを使う場合は、トランジション中にビデオは再生されません。自動再生に設定してもトランジションが終わってから再生されます。ビデオ編集ソフトでは音楽の再生もトランジションの途中から始めることができます。

市民活動での広報動画

昔あそび応援団

小平市で子どもたちにお手玉やコマなどの昔あそびを教えている団体です。

小平IT推進市民グループ

小平市を中心に「スマホ・パソコンお助け隊」を主催し、小学校のプログラミング教室、公民館のiPad講座など実施している団体のビデオです。

梶ヶ谷工作倶楽部

埋め込まれたサイトは川崎市で子ども達に工作の面白さを提供している「梶ヶ谷工作倶楽部」のサイトです。

写真をクリックしてこのサイトのビデオを見てください。

他のエディター

iMovie Keynote : iPhone iPad Mac

iMovieで制作した動画

iMovieは20年以上前にMacを使って誰でも手軽に動画編集ができるソフトとしてデビューしました。動画編集のハードルを下げた画期的なソフトです。今ではiPhone、iPad、Macに無料でインストールされています。最近のスマホ用の編集ソフトに比べると機能が少ないですが、スライドショーでKen Burnsエフェクトを使えたり、テキストの動きがバウンスするようなエフェクトがついていたり独特の雰囲気を持っているのが魅力です。

Mac版はiPhone、iPadに比べるとトランジションやテキストのエフェクトの種類が多くなります。Macユーザー、iPhoneユーザーにとっては動画編集入門用として最適なアプリです。

MacのKeynoteとiMovieの組み合わせで制作した動画。