ギャラリー晩紅舎・ギャラリー403のこと

ギャラリー晩紅舎・ギャラリー403のこと

作家としての活動を支援していただいた、ギャラリー晩紅舎とギャラリー403のこと。
オーナーのお二人にはお世話になりました。

ギャラリー晩紅舎

ギャラリー晩紅舎は陶芸作家として本格的にデビューする機会を作っていただいた画廊です。

ここでの展覧会は二人展でオーナーがカップリングしてくださった作家の方々はテキスタイル作家、金工作家、漆作家など、違うジャンルの人たちで幅広い勉強をさせていただきました。最初の二人展は2000年で、オーナーのご自宅を改装したギャラリーでした。その後、四谷の新道通に面したビルに移り、4 回の展覧会を企画していただきました。
二人展のほかにも毎年、夏になるとテーマを決めたチャリティー展を開催して大勢の作家さん達とともに出品させていただきました。

残念なことにギャラリーは2013年に閉めてしまいましたが、展覧会の企画などを続けていらっしゃいます。オーナーにはとてもよくしてもらっていて、今でも画廊を紹介していただいたり、展示用の壁に取り付ける小棚をお借りしたりしています。

ギャラリー403

銀座にある古いビルの4階にギャラリーはありました。2011年に初めての個展を、その後も個展をさせていただきました。初個展ということもあり、緊張して会期を迎えたのですが、親身なオーナーに助けられて何とか乗り切ることができました。個展以外でもオーナーには何かとお世話になったギャラリーでしたが、様々な事情で2018年で閉廊されました。

この古いビルには何軒かの画廊があり、今でも時折、訪ねるのですが403のことを思い出してしまいます。

ギャラリーがあったビルには70年以上、動き続けているエレベーターがあります。ドアを手で開けて乗り込み内側から籠の扉を手で閉めます。レトロな雰囲気のエレベーターです。